炭水化物の人気再燃

パンが再び人気です。10年以上の不遇の時代を経て、炭水化物の評価と理解がふたたび好意的なものになってきているようです。消費者が添加物について詳しくなり、“良い炭水化物”と“悪い炭水化物”を区別するようになったことで、パン、ピザ、パスタ、サンドイッチなどは、“食べたいけれど食べるのは後ろめたいもの”ではなくなったのかもしれません。Facebookの「The 2019 Topics & Trends Report」によると、パンの人気は単に再燃しているだけではないようです。

ゲッティイメージズでは、“炭水化物”の検索が93%増加しています。“バナナブレッド”や“パンとバター”といった具体的なキーワードでの検索も、それぞれ103%と67%増加しています。とりわけパンの人気が再燃している要因として、趣味としてパン作りの人気が高まっていることが挙げられます。熱心な人たちによって、新しい材料、これまでとは違う小麦粉、じっくりと時間をかけて焼き上げる製法、異なる発酵プロセスなどが模索されているのです。このトレンドを活かしてみてはいかがでしょうか？