人気急上昇中のビーガン

トレンド / ウェルネス
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Kate Rourke
1月 23, 2019

2018年は、ビーガンの人気が飛躍的に高まった年でした。2019年はさらにこの勢いが増して、単に果物や野菜を接種する健康的な食生活というだけでなく、衣服、化粧、アクセサリー、家庭用品、健康器具製品など、消費者のライフスタイルのさまざまな選択肢を広げるものになっていきそうです。

菜食を始める著名人やスポーツ選手がメディアに数多く登場してビーカンを健康的でかっこいいものとして紹介することで、ビーカンの人気が後押しされています。イギリスのSainsbury'sは一連のビーガン化粧品の販売を開始し、Kat Von D Beautyは全製品をビーガン仕様に作り変えると発表しました。Pizza HutやPret A Mangerといった食品チェーン店では、どこもビーガン用メニューを用意しており、TescoやCarrefourのようなスーパーマーケットでは、ビーガン用商品を提供しています。植物由来の人口肉を使用するBeyond BurgerをTargetが販売するようになったほか、植物由来の食べ物をテーマにした催しが世界中で開催されています。ビーガンが一般的になってきているのです。

サラダ、野菜、果物、そして、それを食べる健康志向の“ヒッピー”系といった限られたイメージを超えて、さまざまなかたちにビーガンが拡大しているのを見受けることができます。そこで現在では、ビーガンの人たちの多様性や、それぞれのライフスタイルを含めて表現することが大切です。ビーガンとは、自分の行動が動物愛護や環境に与える影響を意識することです。それはモラルの指針であり、自分のことだけを気にするのではなく、地球を大事にするために、個人の責任を意識することなのです。

 

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