インクルーシブなスポーツの力

トレンド / ウェルネス
adamkaz
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Jacqueline Bourke
7月 27, 2021
世界が少しずつ動き出している今、スポーツはオンラインと現実世界の両方で、人々を結びつける重要な手段となっています。例えばオリンピックは、忍耐、決意、苦難、そして支援など、人を中心としたストーリーを称えており、それが世界中の人たちを結束させ、魅了します。どの業界においても、スポーツは企業が消費者とより深くつながることができる、パワフルで感情を突き動かす手段です。

ゲッティイメージズのVisual GPSでは、世界中の回答者の81%という圧倒的多数の人たちが、ウェルネスやエクササイズを日課にしたいと考えていることが分かりました。また、お客様の検索データは、“屋外フィットネス”や“スポーツ・コーチング”といった言葉の検索数が、それぞれ140%、76%ずつ増加していることを示しています。
今回は、企業がスポーツ写真の力を効果的に活用し、より深く、より有意義に顧客と関わっていくための、4つのアドバイスをご紹介します。
“インクルーシブなスポーツは、企業が消費者とより深くつながることができる、パワフルで感情を突き動かす手段です。”
インクルーシブで共感できるスポーツ写真であること
ビジュアルコンテンツを選ぶ際は、障害者を含むあらゆる体型の人たちがスポーツやエクササイズに参加している様子を描いた、インクルーシブな表現を心がけましょう。引き締まった体の若いアスリートばかりに頼るのは避けてください。そして、アスリートのビジュアルを選ぶ時は、ダイバーシティとインクルージョンの推進に貢献しましょう。様々なスポーツやエクササイズについて考え、個人と団体、両方が参加しているビジュアルを検討しましょう。また、体型や体格、身長、能力、年齢、そしてジェンダーなどインターセクショナルなアイデンティティを含め、多くの人たちが経験する幸福と充実感を表現してください。

一体感を表現
オリンピックの開催中は特にそうですが、夏になると人々は集まり、和気あいあいとしながら、お気に入りのアスリートたちを応援したくなります。Visual GPS の調査では、世界中の回答者の86%もの人たちが、人生における楽しみを祝福する方法を探しているという結果が出ました。それは友人たちとのバーベキューであったり、ビアガーデンでのオリンピック観戦であったりします。人々がオンラインで繋がり、遠くにいる大切な人と共に楽しんでいる様子を表現することも考慮しましょう。
フィットネスをより全体的に考える
心、身体、そして魂。93%の人たちは、心のケアは身体のケアと同様に重要であると考えています。フィットネスに関しては全体的なアプローチでビジュアルを選び、参加することで心の充足を得られるということを表現しましょう。健康的な食事や、友人と庭でのワークアウトなど、積極的なセルフケアの時間を幅広く表現したビジュアルを含めましょう。

自然への回帰
ゲッティイメージズのお客様による“家族でアウトドア”の検索数は60%、“母なる自然”の検索数は131%増加しています。ここには、新型コロナウイルス対策のロックダウン規制が緩和され、人々が遠くへ出かけられるようになった今、多くの人々が自然と再び繋がりたいと願っていることが反映されています。それは仲間とのハイキング旅行であったり、子供たちとのキャンプであったり、あるいは庭での卓球遊びであったりします。特に、マインドフルなアウトドア活動のビジュアル表現は、あらゆる年齢層のお客様の共感を呼びます。
スポーツ写真の力はあなたのブランドの魅力を高め、メッセージを広め、そして世界中の消費者と繋がるのに役立つということを覚えておきましょう。
日本におけるウェルネスのビジュアル表現