個性豊かな ヘアスタイル

スポットライト / おすすめ写真
New Wave JA
1142812027
Claudia Marks
10月 1, 2019
New Wave JAと共同制作をすることになった際、ディレクターのリンゼイ・ローデンクアイ(Lindsey Lodenquai)とアートディレクターのクリスティーナ・イヘコワバ(Christina Ihekowaba)が選んだのが、ニッキー・ケイン(Nickii Kane)でした。ジャマイカ、セント・ジェームズのモンテゴベイ出身の才能豊かなフォトグラファー/ビデオグラファーです。ニッキーはジャマイカのエドナ・マンリー大学でビジュアルパフォーミングアートの学位を取得し、写真と映像の両分野でキャリアを築いてきました。彼女が重点的に取り組んできたのが、ファッション、音楽、エンターテイメントの各業界のクリエイターと協業し、深みと親しみのあるポートレート作品でした。
 
撮影にあたってニッキーとクリスティーナが着目したのが、黒人の美しく多様性に満ちた髪の毛の魅力です。その魅力を引き出すためにふたりは、プロデューサーのサフロン・パーカー(Saffron Parker)とヘアスタイリストのジョー・ベニー・モリス(Jo Benee Morris)に協力を求め、そうして結成されたチームによって数回にわたる撮影が始動しました。髪の毛をテーマにしてアフリカとジャマイカの地域間そして文化間でどのような関係があるのかを探ることで、カリブ海に住むアフリカ系黒人移民をリアルに表現するビジュアルを制作することが狙いです。
 
アマンイェア・スタインズ(Amanyea Stines)、クリスティーナ・アキナ・エマニュエル(Christina Akina Emanuel)、リーネ・ヴァネッサ・ハンフリー(Leanne Vanessa Humphrey)、カリア・シア・シルバーン・ホール・レイド(Kalia‑Shea Silburn‑Hall‑Reid)といったモデルとともに、素晴らしい写真が仕上がりました。そこからは、緻密にスタイリングされた髪の毛を通じて、女性の社会的とのつながりや文化的な面を表現した、リアルなシーンを見ることができます。
インドネシアの日常を記録する